大船De卓球クラブ

「鎌倉」と「湘南」と「横浜」が重なる街『大船』を拠点に楽しくをモットーに活動する卓球サークルです。いずれの地域でも中心部からは遠い方,卓球を楽しみたいという方からの応募を待っています。

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粒高ラバーのメリット・デメリットを調べてみた

先日の練習中に粒高ラバーの話になったのですが,これまでワードだけで内容が分かっておらず、話についていけなかったので,後で調べてみました。今回は,分かりそうで分かりずらい,粒高ラバーのメリット・デメリットについて紹介します。

 

粒高ラバー

粒高ラバー

 

まず『粒高ラバー』とは、ラバーの表面がツブツブになっているラバーのことですね。

一般的なラバーは,『裏ソフト』と言います。

 

粒高の最大の特徴は,逆回転の玉を返せる,打球の勢いを抑えて返球,の2点です。

逆回転の玉を返せる

粒高ラバーの特徴は,ただ当てるだけで相手の玉とは逆の回転をかけることができます。

 

・下回転→上回転

・上回転→下回転

・横(左)回転→横(右)回転

・横(右)回転→横(左)回転

 

念のためですが,粒高ラバーで打つと逆スピンがかかるということではありません

 

粒高ラバーだと相手がかけた回転をそのままに,進行方向を逆に打ち返すことができる,ということです。

その結果,こちら(粒高を使って打ち返す側)視点では回転はそのままですが,相手からするとかけた回転とは逆の回転の玉が返ってくる,という訳です。

 

相手がこの仕組みを分かっていない初心者の場合,分かっていても対処法に慣れていない場合は,かなり「有効な武器」になりそうですね。

打球の勢いを抑えて返球

粒高ラバー

これは,粒高ラバーのつぶつぶの形状に由来していて,玉を受けたときに,ツブツブがグニャリと曲がることで,玉の運動エネルギーを吸収しますので,必然的に返球の勢い(速度)が抑えられます。

 

これは,守備時には落ち着かせるために有利となりますが,攻撃時に強く打ちたときには不利となります。

特に,カットマンがバックハンドで強くインパクトしたいときに,強い玉を返せないということで,デメリットを指摘されることが多いようです。

メリット・デメリットまとめ

粒高ラバーのメリット・デメリットを簡単にまとめると次のようになると思います。

メリット

守備時に,相手の回転の影響を受けにくい

返球時に逆回転がかかるので,相手にミスを誘える

 

デメリット

攻撃時に強く玉を打てない

まとめ

 今回は,卓球の超基本知識である『粒高ラバー』について,その特徴の基本の基本の部分のみを調べてまとめてみました。初心者中心に参考になれば幸いです。